2024年11月21日、食用コオロギの生産や商品開発を手がける徳島市のベンチャー企業「グリラス」が、徳島地裁に自己破産を申請しました。
2022年11月28日に徳島県立小松島西高等学校で提供された学校給食に食用コオロギの粉末が使われて話題になりました。
この記事では、食用コオロギの生産・商品開発をしたグリラスの社長は誰なのか、また破産した理由やSNSの声をまとめています。
【食用コオロギ】グリラスの社長は誰?
株式会社グリラス代表取締役を務めていたのは渡邉崇人(わたなべ・たかひと)さんです。
株式会社グリラスは徳島大学発ベンチャー企業で、良品計画との共同開発でコオロギを使った商品を開発。
無印良品の「コオロギせんべい」は2020年5月に発売するや否や、あっという間に売り切れています。
こちらが「コオロギせんべい」で、見た目はよくある薄いおせんべいといった印象です。
【食用コオロギ】グリラスが破産した理由やSNSの声
2022年11月、国内で初めて学校給食でコオロギが使われた際、コロッケにコオロギの粉末を提供したのがグリラスです。
グリラスは、 2022年11月28日(月)に徳島県立小松島西高等学校で提供された学校給食へ、 自社で生産した国産食用フタホシコオロギの粉末「グリラスパウダー」の供給を行いました。
引用:グリラス公式ホームページ
しかしSNSで昆虫食に対する批判が集まり、同社への苦情が相次いだ結果、全国販売を計画していた案件などが次々と中止になって大量の在庫を抱えてしまったそうです。
そのため2024年11月22日現在、グラリスは食用コオロギの養殖・加工などの事業を停止し、徳島地裁に自己破産を申請。
その負債額は約1億5000万円と言われています。
食用コオロギに対するSNSの声
こちらに食用コオロギに対するSNSの声をまとめてみました。
2024年6月21日に政府が発表した最新の数値(令和4年度推計)によると、食品ロスは472万トンです。
それと「動物性タンパク源の確保が必要」ということですが、国は2023年3月からタンパク質である生乳の生産抑制のため、乳牛の殺処分に対し1頭あたり15万円の助成金を出すことを決めています。
昆虫食の盛んな地域ですら食べられていない事実を考えると確かに納得です。
小倉優子の子供の薬嫌いに役立った商品とは?ブログで紹介に関しては、こちらの記事をご覧ください。
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