2024年9月29日、TBS「有吉ジャポンⅡ・ジロジロ有吉」が放送されます。
この日の放送では「入れたことを後悔!?タトゥーを消したい人たちを調査」と題して、彫り師と除去専門医が直接対決しています。
除去専門医として出演しているのは、キルシェクリニックのめかた啓介(めかた・けいすけ)さんです。
この記事では「有吉ジャポンⅡ・ジロジロ有吉」で紹介された病院の場所や、タトゥー除去の評判などをまとめています。
有吉ジャポンで紹介されたタトゥー除去の病院の場所は?
めかた啓介さんが院長を務めるキルシェクリニックは、港区の赤坂にあります。
所在地:東京都港区赤坂2丁目17-58 赤坂福住ビル3F
新宿駅からのアクセス:
JR山手線(渋谷・品川方面)にて原宿駅下車
明治神宮前駅より東京メトロ千代田線(我孫子・綾瀬方面)に乗り換えて赤坂駅下車
赤坂駅5a・5b出口から徒歩1分と近く、交通の便は良いですね。
クリニックには美容皮膚科・美容外科・形成外科・麻酔科の4つの科があります。
めかた医師は、
麻酔科医として修養を積み、指導医の資格を取得したあとは徐々に救命救急にシフトしていきました。
最終的には籍を置いていた病院の麻酔と救命救急を一手に引き受けるようになっていたのです。
と麻酔科医と指導医としての経験を語り、マルチな視点を持っていることが分かります。
美容医療については、
美容医療とは、ゼロをプラスに変えるものと考えることができます。
健康な方がプラスになり、その後の人生を歩んでいかれる。
その点に大きな魅力を感じ、以後、美容医療の研鑽を深めていく日々を送ってきました。
と語っていて、麻酔科として現場で手術に携わった経験から始めたのがきっかけだそうです。
病院のタトゥー除去の評判は?
めかた啓介医師は「医療とは、社会貢献を含めて医療である」という理念を持ち、「内科や外科、皮膚科や産婦人科と同列に美容外科をおこなっていきたい」と語っています。
医療であるからにはメリットとデメリットが存在し、リスクの説明に時間をかけているというめかた医師。
無理に治療をおこなう必要がなければ、時には「やらない」という選択肢も提示しているそうです。
そんなめかた啓介医師が院長を務めるキルシェクリニックでのタトゥー除去の評判は、とても気になるところですよね。
ネットで検索したところ、脂肪吸引のクチコミがほとんどで、タトゥー除去に関しての評判を見つけることはできませんでした。
そのため、めかた医師がインスタグラムで発信している画像をご紹介いたします。
「夏に髪をアップにできるようになって、楽だし嬉しい!」と患者さんに喜んで頂けました。
かなり濃いタトゥーでしたが、1年半で完全に消すことができました!
引用:めかた啓介@キルシェクリニック公式Instagram
これだけキレイに消せるというのは驚きです!
4年で7回とゆっくりとしたペースでしたが、その分だけ平均よりも綺麗に仕上がった気がします。引用:めかた啓介@キルシェクリニック公式Instagram
レーザー治療というとヤケド跡などを想像していましたが、これだけキレイに消えるのであればコンシーラーなどを塗る必要もないですね。
なぜせっかく入れたタトゥー(入れ墨)を除去するのか?
そもそもタトゥーを入れる理由は人によって違いますが、日本の場合はファッション感覚で入れるという方が多いです。
海外においてタトゥーは、自分の個性やアイデンティティを表現する手段として認知されています。
また、タトゥーにはそもそも宗教的な意味合いや仲間内での誓い・結束の意味などが込められている場合もあります。
タトゥー人口が多いニュージーランドでは、先住民マオリの伝統タトゥーである「タ・モコ」などの文化的な理由があるのです。
しかし、実際にタトゥーを入れた日本人のうち、実に90.9%が「後悔している」と回答しているのです!(引用:東京イセアクリニックのアンケート調査)。
そのため、高額な料金を支払ってでも除去したいという方が多いのです。
では実際にどのようなデメリットがあるのでしょうか。
日本におけるタトゥー(入れ墨)のデメリット
そもそも日本には江戸時代に「入れ墨刑」という刑罰が存在し、前科者だと一目で分かる印をつけていました。
鬼滅の刃に登場する上弦の鬼・猗窩座(あかざ)が人間時代に、罪人としてタトゥー(入れ墨)を入れられています。
余談ですが、猗窩座の体の模様は人間時代の入れ墨をモチーフにして描かれています。
しかし一方で、現在でいう消防士の「火消し」が豪華絢爛な入れ墨を入れていたのは、火事場で亡くなってしまった場合の身元の判別用という意味もあったのです。
火消しは自らの危険をかえりみず、当時の町人にとっては生命や財産を守ってくれるヒーローでした。
このような相違点を見れば「タトゥー(入れ墨)=悪」とは一概に言えないまでも、日本ではデメリットが多いのは確かでしょう。
以下に主なデメリットを挙げてみました。
①肝臓に悪影響を及ぼす可能性がある
タトゥーに使用する顔料に重金属が含まれていることがあるため。
②MRIやCTの撮影ができない可能性がある
撮影時に発生する磁気が顔料に含まれる重金属に影響して、火傷や変色を起こしてしまう場合がある。
③感染症のリスクがある
皮膚に針を刺しながら顔料を染み込ませるため、エイズや肝炎を発症するリスクが高くなる。
④生命保険や医療保険に加入できない可能性がある
加入前段階のモラルリスクなどのチェックで引っかかる可能性と感染症のリスクが高いため
⑤公共施設や温泉などの利用が制限される可能性がある
こちらは外国人旅行客の増加によって緩和されていますが、まだまだ偏見や差別の対象になることが多い。
対して、メリットはおしゃれや個性の演出です。
これだけのデメリットがあると後悔するのも無理はないでしょう。
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